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川内 (せんだい)は〔#達大正10年3月p.14『達第四十三號 軍備補充費ヲ以テ大正十年度ニ於テ建造ニ着手スヘキ二等巡洋艦四隻ニ左ノ通命名セラル|大正十年三月十九日 海軍大臣 男爵 加藤友三郎|加古カコ 那珂ナカ 川内センダイ 神通ジンツウ』〕〔#ポケット海軍年鑑(1937)p.37『二等巡洋艦"川内せんだい" 全要目 川内は神通と要目を同じうする同型艦で多く水雷戰隊の旗艦になつてゐたようである。ちょつと艦型を見ただけでは巡洋艦中これほど搭載兵器に無理をしてないものはないやうに思はれる。然しながら5,195噸の排水量に14糎砲7門、8糎高角砲2門、魚雷發射管8門、高角機銃も少からず搭載機もまた兵器の一つである。しかも速力は驅逐艦につぐものでなければならぬし、その航海は如何なる罐にも増して遠海を目指す軍艦である。他に同型艦"那珂 なか"がある。』〕、14隻建造された日本海軍の5500トン型軽巡洋艦の最終型(3番目)である川内型軽巡洋艦の1番艦〔#艦艇類別等級表(昭和16年12月31日)p.2『艦艇類別等級表|軍艦|巡洋艦|二等|川内型|川内、神通、那珂』〕〔#日本軍艦集2600年版p.31『二等巡洋艦 川内(せんだい) 基準排水量5,195噸、長さ152.4米、幅14.4米、平均吃水4.84米、速力33節、備砲14糎砲7門、8糎高射砲2門、魚雷發射管8門、起工大正11年2月16日、進水大正12年10月30日、竣工大正13年4月29日、建造所三菱長崎造船所-那珂と同型。いわゆる球磨型の改良型として造られた艦である。』〕。 == 艦名 == 川内の艦名は、2等巡洋艦の命名慣例に従って九州南部を流れる一級河川である川内川(せんだいがわ)にちなんで名づけられた〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.136『川内(せんだい)|艦種二等巡洋艦 球磨改良型|艦名考川名に採る、川内川は又千臺川、仙代川に作る、薩摩國の大河なり。|艦歴神通・那珂は姉妹艦なり、球磨型の改良せられたるものにして煙突1個を増し4個と爲れり。 -要目-(略)起工 大正11-2-18 進水 同12-10-30 進水 同13-4-29 建造所 三菱長崎造船所』〕。川内は「かわうち」と読むこともあるが、本艦は「川内(せんだい)」である〔#艦艇要目及建造の計画等問合に対する回答(大正12年1月23日)p.5〕〔。艦名は海上自衛隊のあぶくま型護衛艦「せんだい」に継承された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川内 (軽巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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